介護施設でのリハビリとは
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まずはリハビリの基礎知識をおさらいしましょう。リハビリは正しくはリハビリテーションと言い、2つのラテン語をベースとしています。身体的・精神的な障害を抱えた人がその人らしい生活を取り戻して豊かな人生を送れるようにサポートすることが目標です。高齢者の場合は介護保険を使ったリハビリとなるため、要介護度に合わせて1人ひとり内容が異なります。リハビリは理学療法士や作業療法士、言語聴覚士など専門の資格を持った人が実施しますが、セラピストによってリハビリの内容やアプローチ方法は異なります。
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数多くある介護施設の中でも、リハビリに特化している介護施設「介護老人保健施設」について詳しくまとめていきます。介護老人保健施設は拡大する高齢者のリハビリにおいて、総合的な介護サービスを提供できる施設として大きな期待が寄せられています。リハビリ専門のスタッフを配置することを定められているため、地域リハビリの拠点にもなっています。ここでは介護老人保健施設が実際に行っているリハビリ内容についても触れていきます。
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介護施設でもリハビリを行っていますが、その内容は施設ごとに異なります。ここではリハビリを行っている介護施設の中から、民間の事業者が運営している「介護付き有料老人ホーム」と公的施設の「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」を紹介していきます。介護付き有料老人ホームでは入居するとそれぞれの状態に合わせて適切な介護サービスやリハビリが受けられますが、毎月の利用料だけでなく入居金も必要なためそれなりの金額がかかってしまいます。